資金管理は「命」と同じくらい大切である

 

投資には「資金管理」が必要不可欠とよく言われますが、具体的にどんなことが必要なのか、なぜしなくてはならないのか、しっかりと理解されていますでしょうか?

なんとなく理解しているという方は多いと思いますが、「しっかり理解しているか?」と聞かれたら不安だなという方も多いと思いますので、今日は資金管理について詳しくみていきましょう!

 

「資金管理とは?」

資金管理とは文字通り、投資における資金を管理することです。

具体的にいうと、資金に対して掛け金は何%に設定するのか、また損切りは何%で行うのかといったルールを設定し、資金を守り、管理していくことを指しています。

資金管理ができる人とできない人では、間違いなく大きく差が開いていきますのでしっかりと学んでいきましょう。

資金管理について詳しく見ていく前にまずは「投資」について正しく理解する必要があります。昨今は「3ステップで100万円」「1週間で数百万円」などと、単発的に大きな利益が出ると謳うものも多いですがそれは本質的には投資ではありません。

投資は「例え少額でも継続的にプラスを出し続けていくもの」のことですので、単発ではなく継続的にプラスの状態を続けていく必要があるのです。

では、プラスになっているかどうかの基準は、一体何なのでしょうか。

判断の基準となるのは「損益分岐点」です。

 

「損益分岐点を基準に」

これは主に会社の売上を計算するときなどに使われるものですが、投資においても使える考え方の1つになります。

投資の場合は
確定した利益-確定した損失=0
となるポイントを損益分岐点と呼び、それを基準に考えていくことができるのです。
※経費は考えないモノとする

確定した利益-確定した損失

がプラスになっていれば、利益があるということですから、投資としては成功していると言えますよね。

逆に損益分岐点を下回っているようでは投資として上手くいっているとは言えません。
「どこがいけないのか」を冷静に考え、ルールや賭け方を改める必要があるということになります。

このように損益分岐点を基準に考えると、現状を把握しやすいのです。

 

損益分岐点の考え方は、資金管理のルールを設定するときにも役に立ちます。

自分の勝ち・負け・利益のデータを取って損益分岐点はどこなのか、どのくらい勝つとプラスになるのかを見極めることが大切です。そこからかけ金の割合、損切のタイミングも決めていきましょう。

設定後も、データは継続して取り、ある程度溜まった段階で自分の現状を振り返り、ルールの更新を行うことが大切です。

まずは利益をプラスにし続けていくことを第一に考え、無理のない範囲でルール設定を行っていってください。

 

また、投資に100%はありませんので、損切りの判断やそのタイミングに関しても重要になっていきます。

損切りに関しては以下にまとめてありますので必ずご一読ください^^

【投資成功のカギ】損切りは嫌いですか?

 

さて、ここまで資金管理について、簡単にお話してきましたがいかがでしたでしょうか?

データを取ったり、修正を行ったりと地味な作業に思えるかもしれませんが資金を守り、増やしていくためにはとても大切なことです。
できている人といない人では長期的に見たとき、差が大きく開いていきますのでしっかりと身に着けていきましょう。

 

また、「プラスではあるけど額が少なくて満足できていない」そんな風に思っている人もいるかもしれませんが、今たくさん利益をあげている人が突然膨大な利益を生み出したと思ってはいけません。

堅実な資金管理を行いながら、プラスの状態を続けていくことで徐々に利益が増えていき、ロジックやノウハウの精度も上がり
投資で成功するための土台が整ったことで大きな利益を生み出すことができるようになっているのです。

土台が整うまでは少し大変に感じるかもしれませんがその後は安定して着実に伸びていきます。

ですからまずは焦らず資金管理を徹底しながらプラスをコツコツと積み上げること、そしていかなるときも冷静にルールを守りながらプレイすることを意識してみて下さいね!

それでは引き続きよろしくお願い致します。

 

 

 

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