こんにちは、日本バカラスクールです。

バカラにおいて「生命線」と呼ばれるほど重要なものは何でしょうか？
それは「資金」です。人生でいうと命と同じくらい重要になります。

投資の世界でも「資金管理」が必要不可欠であるとよく言われますが、この「資金管理」の考え方によって結果が大きく変わってくることも事実です。

逆に言えば、この「資金管理」の考え方を間違っていると投資では成功できないという悲しい結果になってしまいます。

「資金管理」がなぜそんなに重要になるのかについて、本日は詳しくお話していきたいと思います。

 

資金管理とは

こちらはこのコラムで何度もお話しているので、理解されている方も多いと思いますが重要なので再度お話したいと思います。

資金管理とは、投資で運用する資金を管理することです。

この資金管理についての考え方は幅広くあり、全体の資金に対して賭け金は何％に設定するのか、損切りは何％に設定するのか、等の資金を守りながら増やしていくための管理ルールが様々あります。

資金管理ができる人とできない人とでは、結果も大きく変わってきます。

これは会社経営など会社の売り上げの考え方も同じですよね。この利益に対してどういった条件にするかで、手元に残る利益が大きく変わってきます。

投資といっても幅広いので、昨今は「1週間で数百万円！」「誰でも簡単に数十万円！」など単発的に大きな利益が出ると謳う投資も多く、正直それが長く続いているというものを見たことはなく、本質的な投資ではないものも世の中にあるのが現状です。

資金管理の考え方は、単発に利益をあげるものではなく、長く継続的に利益をだし続けるために重要である投資における必須なものになります。

 

何を基準に管理をするのか

それでは資金管理は何を基準に管理をするのでしょうか？
この判断の基準になるのは「損益分岐点」となります。

先ほども会社の売り上げの考え方と同じであることをお伝えしましたが、投資においても同じ方法が活用できます。

投資の場合は、利確した利益−確定した損失＝0となる数値を損益分岐点とします。この数値がプラスになっていれば、利益が出ているということですので、投資としても成功している状態です。

逆に損益分岐点を下回っていれば投資としては、現状うまくいっていませんので資金管理方法ややり方を変える必要があります。
「現状何が問題なのか？」「どこを改善すべきなのか？」ということを冷静に考え、賭け方やルールの設定を改めることが不可欠となります。

 

どのようなルール設定にするのか

ここまでで「損益分岐点」が必要だとご理解いただいたと思います。
この損益分岐点を基準にどのようなルールが設定できるのでしょうか？

まずは自分の勝ち負けなど利益のデータから損益分岐点が分かれば、日々「どれくらい自分が勝って利益が出ているのか」、自分の勝ち負けのデータから「賭ける金額は適切か？、いくらに設定すべきか」、賭け金が決まったら「損切りの金額はいくらに設定すべきか？」

このような条件を自分オリジナルで決めていく必要があります。

全員が同じ資金ではないため、人によってこの数値は大きく変わってきます。この数値も設定して終わりではなく、データを継続的に記録し、定期的に自分の現状を振り返りながらルールの更新を行う必要もあります。

「損益分岐点」を意識することにより、損失を回避しながら利益をまずは少しでも増やしていくことを第一に考え、無理のない資金管理で続けて行っていくことが大切です。

 

　

まとめ

今回は投資における「生命線」といえる資金管理についての考え方をお伝えしましたがいかがだったでしょうか？

「同じように資金管理のルールは徹底しているよ！」という方もいれば、「ここまでの徹底はしていなかった…」という方もいらっしゃると思います。

投資において遅い、早いはなく、気がついたその日に改善すれば明日から結果は変わってきますので、今日から始めていきましょう！

全ての投資に言えることが100％という確実はありません。損切りなどの判断、ルール設定によって利益を多く残せるのが投資の世界です。

自分のデータを取ったり、ルールの修正を行ったりしていくことは地味な作業ですが、この地味な作業こそが資金を守り、増やすためには必要なことになりますので、継続して行っていきましょう！

引き続き、よろしくお願いいたします。