投資には、大きく分けて短期投資と長期投資の2つがあるのはご存知ですか?
この2つの「スタイルの違い」あまり重要視していない方もいるかもしれませんが、甘く見てはいけません!自分のスタイルをしっかりと定めることは一刻一刻と相場の変わるこの「投資」の世界においてとっても重要なことなのです。しっかり見ていきましょう!
投資スタイルによる違いとは?
まずは、「短期投資」と「長期投資」、それぞれよく見てみましょう。
短期投資と長期投資の違いはその名の通り”期間”にあります。
明確な基準はありませんが、一般的に、『1年以上にわたり、期間を設けることなく取引を行う投資』のことを長期投資、『1日で行うデイトレードや数日、数週間での取引など
短期間での売買を繰り返す投資』のことを短期投資と呼びます。
長期投資について
長期投資は、将来的な値上がりを見込むものなので、常日頃、チャートを見続けなければならないというわけではありません。忙しくて時間がないという人でもできる投資スタイルですね。
もちろん、随時チェックは必要ですが短期間的なレートの上下に一喜一憂するものではないため、短期投資に比べると精神的にも少し穏やかでいられるかもしれません。さらに、短期で何度も売買するわけではないので手数料があまりかからないというメリットもあります。
短期投資について
それに対し短期投資は、常に動き続ける市場に敏感になる必要はあるもののその短期的な動きから生まれる利益を自分のモノにすることができます。
また、売買するピンポイントでの差額が損益になるため、長い目で見た景気の良し悪しに左右されることもありません。
繰り返し取引をするため
手数料がかさんだり、
チャートに張り付く必要がありますが
いわゆる”そのとき”に
売買することができれば
大きな利益を
一瞬で生み出すことができるのが
やはり、最大の魅力かと思います。
短期間で結果を出したいという場合は
このスタイルがよいでしょう。
自身に向いているのは?
このようにどちらにもメリット、デメリットが存在しますしもちろんリスクも存在します。
どちらがいいということではなく、時間がある・ない、や刻々と変化するレートを見ても精神的に余裕を持つことができるのか、それとも一瞬に一喜一憂せずに長い目で見ることができるのか、市場の変化に敏感になり、分析して判断ができるのかなど、個人の生活や性格により向いている投資スタイルは変わっていくと思います。
投資に絶対はありませんので想定通りにはいかず、その場で決断を下すことが必要になる不測の事態がでてきますが、この時に『いかに冷静に先を見て決断を下せるか』が、大きなポイントになります。自分の中で、目安を定めて投資をすると冷静に先を見据えることができ、今どうすべきか見えてくるので日々のチャートの見方が変わったり、集中する局面が変わり、心にも余裕が生まれると思います。
その積み重ねが”冷静さ”を作るのです!
“投資スタイルを定める重要性”ご理解いただけましたか?
記事を読んで、「バカラはギャンブルだし一瞬の利益だし…」と思った方もいるかもしれませんがそれは違います。てきとうに賭ける運試しではギャンブルですがロジックを使って、リスクを考えてできる範囲の利益を出してそれを積み重ねていくという攻め方をすれば「投資」になります。考え方も長期投資と同様、一瞬の利益や一回の損切に左右されず長い目で見るよう心掛けていきましょう。
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