お世話になっております。日本バカラスクールです。
投資では「資金管理が重要」と言われますが、この資金管理に関しては学ぶ場所があるわけではないので、知識や考え方が人それぞれ違います。
昨今では「数日で数十万円!」「1ヶ月で数百万円!」などと、大きな利益が出ると謳う投資も多いですが、そういった投資では資金管理を重要視していないため、本質的な投資とは言えません。
リターンが大きいということは、それほどリスクも高いということを念頭に置くべきです。
本来、投資というものは「資金管理」とセットで考えるものです。
資金に対して賭け金を何%にして、利確は何%、損切りは何%で行うのかといったルール設定を行い、資金を守りながら管理していくことです。
資金管理ができている人とできない人では、リターンとリスクに大きな差が開いていきますのでしっかり意識していきましょう。
投資は短期の目線ではなく、長期目線で「例え少額でも継続的にプラスをだし続けていく」ことができれば「長期では大きなリターン」になります。
これはバカラ投資でも同じことが言えます。
大きな利益を目標にしない
冒頭でもリターンが大きいということは、それほどリスクも高いということを説明いたしましたが、大きな利益を目標にすることは資金管理の観点からすると間違いになります。
投資をやっている以上、「数日で数十万円!」「1ヶ月で数百万円!」という目標を目指したい人も多いと思いますが、それを当初から設定してしまうとリスクばかり大きくなり、本質的な投資と乖離が生じてしまいます。
大切な意識は、長期目線で「少額でも継続的にプラスをだし続けていく」ということです。投資は短期間ではなく、長期間になるほど「大きなリターン」になります。
バカラ投資における目標設定は人により視点が様々ですが、まずは金額ではなく「1ヶ月のリターンをプラスにする」ということを意識しながら資金管理をしていきましょう!
バカラ投資で見極めるべき損益分岐点とは
「1ヶ月のリターンをプラスにする」ことを目標にする上で重要となるのは「損益分岐点」です。
「利益が出るか、損をするか」という収支の境目を損益分岐点と言いますが、バカラ投資をする際にも重要とされている判断基準です。
この損益分岐点のシミュレーションによって「利益を上げるための資金管理」が見えてきます。
「確定した利益−確定した損失」
これがプラスになると利益がでていますから、バカラ投資として成功していると言えますよね。
資金管理の仕方としては、1ヶ月単位で行っていくやり方が良いでしょう。
「1ヶ月のリターンをプラスにする」ために、調子が悪い日は損切りを入れながら月間としてプラスを狙っていくのが投資として上手くいく資金管理法となります。
逆に損益分岐点を下回っているようであれば、「どこに問題があるのか」を冷静に考え、賭け方やルールを改める必要があるということになります。
自分の勝敗や利益のデータを取って損益分岐点はどこなのか、どれくらい勝てばプラスになるのかを見極めることが大切です。そこから賭け金や損切りのタイミングを逆算して決めていきましょう。改善ルールを設定した後も、データは継続的に取り、更に改善が必要であればルールも更新していくことが大切です。
「1ヶ月のリターンをプラスにする」ことが長期的な「1年間のプラス」につながるため、まずは利益をプラスにし続けていくことを第一に考え、無理のない範囲でルール設定を行ってください。
過去のコラムで損切りの重要性はお伝えしておりますが、投資は100%ではありませんので、損切りの判断やそのタイミングをしっかり気をつけながら資金管理をしていきましょう。
バカラ投資というのはお金を賭けて利益を出すことだけではありません。
データを取ったり、改善を行いながら資金管理を自分に合ったものでやっていくことで、しっかりとしたリターンが出るものです。
こういった作業は地道で意味がないようなものだと思えるかもしれませんが、今回の記事で書いた視点をしっかり持っているかどうか、これが投資収益にも大きく差が開いてきますのでしっかりと身につけていきましょう。
「プラスの金額に満足できていない。」「もっと大金を稼ぎたい」そんな風に思っている人もいるかもしれませんが、堅実な資金管理を行いながらプラスの状態を続けていった先に利益が増えていきますので、急がず土台を整えていくことが重要です。
土台が整うまでは大変ですが、しっかり土台ができるとその後は安定しますので着実に長期的に収益を狙えます。
まずは焦らず資金管理を徹底しながらコツコツとプラスを積み上げていくことを意識してみてくださいね。
それでは引き続きよろしくお願いします。
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