カジノに関わるお仕事
先日IR法案が可決され日本にIR施設ができることが決まりました。
IR施設の建設には、「成長戦略の目玉」としてとても大きな経済効果が期待されています。
そこには海外からの観光客の増加や、飲食・ホテル等を含めた集客効果などの「消費」の拡大に加え、「雇用」の拡大も含まれています。IRはカジノを含む統合型リゾートというだけありかなり巨大な施設となります。
この施設を建設・運営するのには当然膨大な人手が必要になります。
建設業・飲食・サービス業などが、今以上に活発になると思われます。
さらに、「カジノ」を運営するにあたり、日本では全く新しいカジノに関わるお仕事が生まれていくことになります!
カジノの運営に関わるお仕事とはどんなものがあるのでしょうか?
「カジノ」ですので華やかなイメージがありますよね。
カジノ施設を運営していく、コンシェルジュやホストなどをはじめとして、カジノテーブルを監視するフロア・パーソン、他にも様々なゲーム進行の責任者など…知らないだけで意外と種類があります。
その中でも一番華やかで目玉となるのは、やはり「ディーラー」かと思います。
カジノについて詳しくなくても、聞いたことくらいはある「ディーラー」、どんなことをするお仕事なのでしょうか?
ディーラーのお仕事とは?
カジノにおけるディーラーはゲームの進行役として、チップを配ったりカード配ったり…、ルーレットを回したりします。
場を演出し、盛り上げるのもゲストの様子を気にかけるのも実はディーラーの役目です。
口で言うと簡単に聞こえるかもしれませんが、これがとても難しく技術を要します。
同時にいくつものことを考え、気を配りさらに素早く計算する必要があるのです。
そのため、ディーラーになるためには試験をクリアし、労働許可・資格を取得しなくてはいけません。
試験内容は、カジノの進行や配当計算といった実技試験から、接客英語や接客応対といった教養までと多岐にわたり、2016年の時点で合格率は24.7%と低いです。
カジノのプロであり、それと同時に接客のプロである、それが「ディーラー」なのです。
かっこいいですよね!そんな資格があるなんて知らなかった人も多いと思います。
今現在カジノは認められていないので、馴染みのない職種ではありますが、本場・海外のカジノで働いている
ディーラーさんは、もちろん皆、 “プロ”なのです!やはり華々しい世界ですよね。
そして、これから日本でも”ディーラー”さんたちが華々しく活躍していくことが予想されます。
カジノでは1日中営業するため、大型カジノが3か所できると約6000人ものディーラーが必要となります。
すごい人数です!
その人数の多さに加え、IR法案の中には、「カジノで従事するディーラーは日本国籍を持った日本人でなくてはならない」という記載があります。
今日本国内での雇用は0ですので、これから募集していくことになります。
今とても需要がある職業というのが、数字からも見て取れます。
これからの活躍に間違いありませんよね。
ディーラーになるためには?
先ほどお話した通り、資格・労働許可を取得する必要があり、そのための勉強をする必要があります。
実はすでに日本にもディーラーの養成学校が存在し資格取得に向けここで学ぶことができます。
実際にディーラー養成学校を卒業し、資格を取得している方もたくさんいらっしゃいます。
今現在はまだ日本でディーラーとして働くことはできません。
そのため、ここで学んだ方の進路には、日本のカジノスクールで働くほかに海外で就職し、現地で経験を積んだり豪華客船内のカジノで勤務するなんて人もいるようです。
普通に生活しているとなかなか想像のつかない世界ですよね!
もちろん、今は現場で経験を積み、日本でカジノが始まるときに経験豊富なディーラーとしてデビューする!と考えている方が多いようでした。
おそらく引く手あまたな存在となるでしょう。
今回は職業”ディーラー”について、カジノに関わる方法の1つとして、ご紹介させてもらいましたがカジノをプレイする側として楽しむだけでなく、カジノを運営する側として働いてみるのも面白いかもしれませんね。
大型カジノ開設が決まった今、日本国内でも「カジノ」に関わる世界が、華やかなものになることは間違いありません。
IR施設の完成が楽しみですね!
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